ツインスティック タニタ
PS4 コントローラー ツインスティック
電子体組成計や健康社員食堂などでお馴染みのあの「タニタ」がPS4のコントローラーを発売。といっても、一般販売ではなく、クラウドファンディングでの販売。
ツインスティックとは、電脳戦機バーチャロン用のゲームコントローラー。戦闘用巨大ロボットであるバーチャロイドを、2本の操縦桿を使い操作する仕様。
XVCD-18-b 18式コントロールデバイス ツインスティック
金額:本体39,800円(税別)配送料一律1,496円(税別)合計41,296円
…とPS4本体価格を上回る狂気の…いや奇跡のコントローラー。
ゲーム業界とは関係がなかったタニタがゲームデバイスを発売するのはなぜか?
それは、タニタの社長が個人的にバーチャロンマニアだったから。PS4で満を持してバーチャロンの新作が出るのに、あって然るべきツインスティックが発売されない事にガッカリしたユーザーの嘆きに、会社を私物化…もとい、男気を発揮してその声に応え、社内のゲーム素人の女性を責任者として立て、製品化プロジェクトを丸投げしたのがはじまり。
このタニタのツイスティック・クラウドファンディングは、3次募集め。1次は目標額の設定が3億とあまりに高い設定の為に不成立に。2次は、ゲームデバイスの老舗メーカー三和電子などの協力が得られ、セガがバーチャロン過去3作のPS4への移植を発表。1台当たりの価格が下がりより現実的な条件になったものの、提供台数に上限があり開始1日で目標額達成し募集が締切になったのがざっくりとした経緯。
そして満を持しての3次募集。台数に上限なしで2018/12/18に募集を開始。 目標金額は44,600,000円 のところ、倍の 86,617,291円の資金を集め、2019/01/31に募集を終了。
振り返ると、私も当時かなり迷っての出資で、募集期間も滑り込みセーフの 2019/01/30 に決済してます。
そのコントローラが2020/03/07…ついに我が家に着弾。クラウドファンディング成立後に、持っていたPS3版の未開封のホリ製のツインスティックが良い値段で売れたので、感覚的には神様からのプレゼント状態。ぶっちゃけもう1台確保しておけばよかったとちょっぴり後悔。
タニタ ツインスティック 感想
概ね満足。だけど、スティック…レバーの折れ角は正直ザンネン。ゲーセンのバーチャロン筐体に準じる仕様なので再現度としては申し分ないけど、ゲームの反応というか操作性から行くと、XBOXやPS3であったホリ製のツインスティックはレバーの折れ角が半分な分、とにかくレスポンスが機敏。特に、左右のレバーを内側に倒すガード入力の成立不成立については、ホリ製のTSに慣れた身としてはストレスを感じてしまう。声の大きな古参勢に引っ張られすぎるのも考え物であるパターンというのもあるのかと実感。
とは言え、かつて慣れ親しんだ、ツインスティックによる直観的な操作が、PS4に移植された過去作、そしてPS4バーチャロン新作の「とある魔術の電脳戦機」に接続した瞬間から、あの操作感覚が蘇り、通常のパッド操作では、別のパズルゲームのような不自由さを感じていた頃と比べれば、まさに別次元。
バーチャロイドが意のままに動く。その感動。ステキ。
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